35度を超える厳しい暑さが続く今年の夏は、キンキンに冷えたビールが特に美味しい季節となっている。
また最近ではアルコール度数の低いビールも増えており、以前はお酒を楽しめなかった人も夏の醍醐味を味わえるようになってきている。
ヤッホーブルーイングは、クラフトビールと同じ製法・原材料を採用した本格的な味わいが好評のアルコール度数0.7%の低アルIPA*1「正気のサタン」の発売1周年を前に、アルコール度数3%未満の微アルコールのビールテイスト飲料・低アルコールのビール系飲料*2（以下、微アル・低アルビール）及びその飲用シーンに関する実態調査を実施した。 *1 アルコール度数が1%未満のため、酒税法上はビールには当てはまらない *2 対象として、アルコール度数0.00%のノンアルコールビールテイスト飲料は除外
微アル・低アルビールの飲用頻度を聞いたところ、全体の53.4％が一度でも微アル・低アルビールを飲用したことがあり、14.5％が週1回以上の頻度で習慣的に微アル・低アルビールを飲用していることが明らかに。
また、飲用経験者に微アル・低アルビールの満足度を聞くと、「満足している」「どちらかというと満足している」の合計が50.0％と、飲用経験者の2人に1人がこれらのカテゴリの製品に満足していることが分かった。
微アル・低アルビールに満足している飲用者に、微アル・低アルビールについて満足している理由を聞いたところ（複数回答）、67.5％が「飲みやすい」、62.4％が「味が美味しい」と回答した。
微アル・低アルビールの機能的価値について、一定の満足感を得ている飲用者の割合が高いことが伺える。 微アル・低アルビールに満足している飲用者に、微アル・低アルビールはどんな存在か聞いたところ、59.0%が「リフレッシュできるもの」、34.9％が「味や香りを楽しむもの」と答えた。
さらに、その中で「お酒に弱い人」に対象を絞ると「リフレッシュできるもの（62.9％）」、「自分にとってちょうど良いアルコール度数のもの（41.9%）」が全体を大きく上回った。
「気分が上がるもの（37.3％）」「お酒を飲みたいが飲めない時に選ぶもの（30.4％）」が際立つ「お酒に強い人」とは異なる位置づけで親しまれているようだ。
その一方で、「お酒に強い人」にとって「味や香りを楽しむもの（33.3％）」が「お酒を飲みたいが飲めない時に選ぶもの（30.4%）」と同等以上に評価されていることも明らかに。
お酒の強い弱いに関わらず、「仕方なく選ぶビールの代替品」だけでない価値を見出している飲用者が多く存在することが想定される。
後編では「飲み会が好き」という人の割合やその理由、好きな人の中でのお酒の強さ分布、またお酒が弱い人が飲み会に対して気になっている課題や不満も発表していく。
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